1995年ころから始まったインターネットによる社会全体の情報革命ともいうべき変革のなかで、そのもっとも大きな影響を受けたひとつに、私たち風俗の世界がありました。


女の子一人ひとりに用意されるパソコン版のホームページ（上）と、
携帯版の個人ホームページ（右）。 現在、風俗に遊びにくるお客様のルートは100パーセントネット経由になっています。以前は雑誌に掲載された女の子の写真を見て、お店に問い合わせの電話をして来店するというパターンでしたが、現在では雑誌経由のお客様はほとんどゼロに近いと、私たちは判断しています。ですからR-GROUPの宣伝の基軸もまた、ネットが中心になっていて、雑誌にはいっさい女の子の写真を出していません。雑誌の掲載ページが少なくなった分、ネットに経費をかけたいと考えているのです。

ところで、インターネットを通じた宣伝といった場合に、いちばん大切なことは、いかにお客様の好みに合わせたプロデュースをするかという点になります。それぞれの女の子の個性とお客様の嗜好とのマッチングです。そのために必要な素材を準備することに全力をあげるところからR-GROUPのプロデュースは始まります。

まずは撮影。
そして女の子一人ひとりへのインタビューを通じたコピーの選定。できるだけ実体に即した内容で、しかもその女の子の魅力を全面的に引き出す文言を使用しながら、イメージを練り上げていきます。そこから個別のウエブサイトの作成（パソコン版と携帯版）とメールマガジンを使った“じゅうたん爆撃”のような宣伝で、会員層への認知を高めていきます。
デビュー前のこうしたプロデュースと宣伝のやり方を行なうことによって、デビュー初日から予約殺到！という状態になるのです。

プロデュースは実践的な効果を見定めながら、どしどし変更を加えていきます。世の中に同数の男と女が存在していることを考えれば、お客様のニーズにマッチしたプロデュースは必ず存在します。

「どのようなタイプの女の子でも、必ず売り出してみせる！」

その自信の根拠は、WEB＝インターネットという媒体をわがものとした、この数年間の各店長の努力を根拠にしています。
（→次の記事「スタッフがWEBに精通！4店舗の店長全員がWEB技術をマスター」を参照）