【卒業】ここで学んだ事、出逢い、思い出、全てが私の宝物
はじめに…私と出逢ってくれた全てのお客様に心より御礼申し上げます。
昨日の出勤をもちまして、このお仕事を卒業する事となりました。
本来ならばお世話になったお客様方に卒業のお知らせをするのが礼儀なのですが、しんみりするのはちょっぴり苦手で、いつもの笑顔の未来で終わりたい、という私のワガママを通して最後までお知らせしない運びとなったこと、心からお詫び致します。
この世界に入って4年弱、あっという間に過ぎていってしまったけど、私が生きてきた人生の中で最も充実して中味の濃い4年間でした。
不甲斐ない自分に悩んだり、落ち込んだりした事も沢山あったけれど、それでも前向きにやってこれたのは皆様の温かい気持ちや励ましのお言葉があったから。
人は一人では生きていけない。人に支えられ、また支え合い生きる、その大切さを改めて知りました。
私を支えてくれたお客様方、私を成長させてくれた全ての方々、本当にありがとうございました。
ここで学んだ事、出逢い、思い出、全てが私の宝物です。
ソープ嬢という職業は胸を張って人に言える事ではないかもしれません。
けれど私がこれから生きていく中で、人として一番大切で一番必要な事を教えてくれたと思っています。
4年前、右も左も分からなかった私がここまでやってこれたのも、お逢いできた皆様のおかげです。
心から感謝致します。
本当に本当にありがとうございました。
R-GROUP事務局から
数えきれないほどの再講習を受けた。
ひたすら自分を磨き続けた。
そして、不動のトップを走り続けた。
にもかかわらず「私は泡姫として、泡のように消えていく」という名言を残して大げさな卒業告知すら望まなかった。
最後の最後まで、接客する側の謙虚さを貫いた未来さんらしい終わり方は、われわれの「キャストは徹頭徹尾接客人であってタレントではない」というスタンスをみごとに表現してくれたのだと、今あらためて思う。
2013年5月に書いてくれたレポートへのコメントで、あなたに素直な人間力を学んだということを書きましたね。素直であること、素直な人間力こそが人を大きく成長させ、われわれを遠くまで運んでくれる杖なのだと。
この素直な人間力という、未来さんが残してくれたR-GROUPの雇用と教育の基準は、もう未来永劫変わることはない。変わることなくわれわれの中に生き続けていくだろう。
そして私自身もその精神を宝とし座右の銘とすることを通して、貴君との絆を不変のものとしたいと思っている。
万感の思いをこめて、ありがとう。
貴君の未来を、心から祈っています。