働く自分自身の座標軸を定める
この仕事で成功し自分自身の目標を達成するために大切なことはたくさんありますが、まずは自分自身のブレない座標軸をきちんと定めることが大切だと私たちR-GROUPは考えます。
私たちR-GROUPが提起する座標軸は以下の6点です。
1.プロ意識をもち「稼ぐ」ために必要な対策をとる
プロ意識。まずこれなくしては、どのような仕事も成り立ちません。
現在、古典的な風俗であるソープ以外にもヘルス・デリヘルなど風俗の業種が増えました。それにつれて働く人材の確保競争もまた、激化しています。
すそ野が広がり、窓口を増やし、人材を多く集めようとすれば、どうしても「カンタンに稼げる」とか「アルバイト感覚」「素人OK」といった求人の論理に流れがちで、実際、今の風俗業界全体が、そうなっています。
しかし、接客の基礎をおろそかにしていては、顧客をつかみ稼ぎをつくることはできません。
おカネを下さるのはお客様です。
自分の仕事がお客様商売なのだということをしっかりと肚(はら)にすえて取り組むこと、そしてそのお客様にご満足頂くために必要な対策を全力でとることを、特別なことではなく、「普通のこと」「あたり前の習慣」にすることです。
2.講習・再講習を通じ自分自身へ積極的に投資する
多くの風俗店においては講習が無料で行われていますが、R-GROUPの講習は有料(一律30,000円)です。
「価値を媒介するものはカネである」という考え方を徹底するために、あえてそうしています。
キャストさんは講習の先生から「対価を生む接客の心魂と技術」を学ぶ。そして、それを顧客に惜しみなく提供し、対価を頂く。
自分の身銭を切って学ぶからこそ、真剣な価値の媒介を理解することができるのだと私たちは考えています。
講習が無料!というお店様はたくさんあります。
しかし、働くキャストさんにとって「講習がタダである」ことのメリットは、ひとつもありません。
ただ、「カネがかからない」というお得感だけ、そこに学びへの必死さなど生まれようはずもありません。
学校でも、あるいはどんな習い事でも、生徒は先生に授業料を払って教えを請う関係です。
ましてお客様から数万円もの大枚を頂くサービスを提供するソープ嬢の学びに「自己投資はなくてよい」と考えることのほうが不思議です。
あえて言ってしまえば、「自己投資のない講習」は、それなりの内容です。
実際、他店で「タダの講習」で済ませた(済ませられた)キャストさんに聞くと「店のお姉さんに2時間くらい教えてもらっただけ」という話がほとんどです。
それでお客様から5万円6万円頂こうというのですから、対価以上の評価を受けて安定した営業につなげていけるわけがありません。
もちろん、店舗運営のやり方として講習を無料にすることが悪いと言っているのではありません。
R-GROUPにも、講習費用にかぎらず検査費用など初期費用は全額立て替える制度があり、費用を用意できない方でも安心してデビューできる制度があります。
しかし大切なことは、ソープ嬢(とりわけても高級ソープ嬢)たるもの、もっとも大切な講義講習に身銭を切ることに対してネガティブになるべきではないということです。
そして、「人に教えを請うのに授業料を払うのは当然」と素直に理解できるその感覚こそ、伸びゆく指向性を支える心の前提だと考えています。
現在R-GROUPの指名トップクラスにいるキャストさんたちは、例外なくもっとも講習に熱心に取り組み、再講習を繰り返し求め受講している方たちです。
そして彼女たちは今、間違いなく日本を代表するソープ嬢に成長しています。
講習だけではありません。
芸術に触れて感性を磨く。学習して知見を持つ。
積極的な自己投資を通じてこそ、ソープ嬢としても接客人としても、また魅力ある女性としても成長を続けることができるのではないでしょうか。
3.人の心をつかむものは、素直な人間力であることを知る
長年の取り組みを通じて私たちが実感するのは、人を相手にする仕事において「人間的な素直さ」「素直な人間力」以上に大切なものはないということです。
実際、お客様から高いご評価そして多くのご指名を頂くキャストさんに共通しているものこそ、この人間的な素直さなのです。
相手が喜んでくれることが何よりも嬉しいと感じる心。
喜んでもらえなかった時に、自分の至らなさを認める心。
そして、自分はもっと学んで成長すべきだと思う心。
お客様アンケートにおいてもっとも評価の軸になっているのは「相手に喜んでもらおうと一生懸命サービスしてくれた」という点です。
そういうキャストさんのサービスに、お客様は「気持ちが伝わった」「感動した」「感激した」と書いて下さいます。
美貌やスタイルやこなれた技術に、お客様は感動したり感激したりするのではないのです。
4.何のために働くのか、自分自身のモチベーションを維持する
ソープ嬢という仕事は、誰にでもできる仕事、誰でも簡単に決意し実践できる仕事ではありません。
働くキャストさんたちの多くは何らかの理由があって、あえて言うならば究極の選択としてソープ嬢という仕事を選んでいます。
「何のために働くのか。」
ソープの仕事特有の困難を乗り越えて大きな稼ぎを継続的につかみとっていくために、もっとも大切なことは、この動機(モチベーション)づけです。
R-GROUPが「目標を定めて取り組め」と指導する理由はここにあります。
5.ソープランドサービスとソープ嬢としての自分に誇りをもつ
R-GROUPの旗印は「働く女性のサクセス」。そしてR-GROUPがもっとも大切にしている信念は、
一流のソープ嬢であるということは、ひとりの女性として一流であるということだ
という言葉です。
ソープランドサービスこそ、女性のなしうる究極の接客業であること。
そしてお客様から予約が取れないほどに求められることは、女性として無上の喜びであること。
ソープ嬢こそ、エスコート、会話、礼儀礼節から閨中(ベッド)のことに至るまで、女性としてのあらゆる能力が必要とされる仕事であること。
現実に求められているキャリアであること。
そうしたことに徹底した確信をもつことです。
6.経済的な基盤を自力で回復し、人生の未来ある展望台に立つ
今、日本社会の中で女性が置かれている状況を考えれば、普通に働いていれば一生、おそらくは低賃金です。
昼の仕事を求めても、男性よりも低い賃金で雇われます。
美容師やエステティシャンなどの専門職を目指しても、経営側に回るのでなければ驚くほどの低賃金であり、また重労働です。
都会で小さなアパート暮らしを続けていくことさえ難しい。
だから昼の仕事とは別に、夜もキャバクラやラウンジなどでWワークする人が本当に多いのです。
ひとことで言って、現代日本社会は女性にとって、まことに生きにくい世の中になっている。
だから結婚でさえ経済的な観点から「永久就職」などと揶揄されたりするのです。異常な世の中です。
派遣労働者や正社員として働いたその先に、自立した経済的な基盤を展望することはほとんど不可能に近い。
営業職で破格の歩合給を手に入れるか、Wワークで長時間労働し、その分を貯金していくか。
選択できる道は限られています。
風俗の仕事は、誰にでも決断できる仕事ではありません。
しかし、それを決断した自分がここにいる。
しかも、もっとも大変な高級ソープ嬢という仕事を決断した自分がここにいる。
であればこそ、ここで頑張って未来につなげていくのでなければ、意味がありません。
経済的基盤を自力で回復し、人生の未来ある展望台に立つ。
カラダを張って働く自分にだけ許される「未来行きのチケット」を、ここで手に入れるのです。